1.CMSって何?
2.非営利団体によく使われているCMS:WordPressとは?
3.WordPressのメリット
4.WordPressのデメリット
5.非営利団体向けの料金プランでサポート付きの国産CMS
非営利団体は寄付で運営されていることが多いので、情報の透明性は高くなければなりません。そこで、頻繁に活動報告をすることが求められます。しかし、ひとつの記事をアップするだけに、制作会社へ依頼をして、更新までに数日かかる…といった事態は避けたいところです。そんなときにCMSを導入していると、自分たちの手で簡単に更新や修正をすることができます。
アメリカのIT企業Blackbaudが運営する、非営利団体向けの情報発信をしているWebメディア『npENGAGE』が2016年に調査・発表した記事によると、約800の中小非営利団体のうち、42%がWordPressを使っており、最も多いと分かったそうです。
WordPress(ワードプレス)とは、世界中で広く使用されている無料のCMSです。2016年はWebサイト全体でWordPressの導入率が25.6%なので、非営利団体にはかなり高い割合で使われていることが分かります。
WordPressが非営利団体に広く利用されていることは前述しました。
その理由は無料であることも大きいですが、プロの制作会社でも使用されているほど、拡張性と自由度が高く、知識さえあれば簡単に多機能なホームページが構築できることにあります。
WordPressはオープンソースといって、ソフトウェアのソースコード(=システムを構築するための言語)が一般公開されており、誰でも自由に改良することができます。
よって、日々新機能がリリースされており、プラグイン(=拡張機能)を使えば団体の使いやすいようにCMSをカスタマイズすることができます。
また、全世界で高いシェアを誇っているソフトウェアなので、検索をすれば操作に関する情報はたくさん見つけることができます。
【WordPressのメリット】・無料で使える・拡張性と自由度が高く、簡単に多機能なホームページが構築できる・日々世界中で改良されており、新機能のリリースも多い・ユーザーが多いので検索すれば操作に関する情報がすぐ見つかる
一方で、知識がないとCMSとはいえ活用が難しいところもあります。また、英語で提供されているソフトウェアなので、慣れるまではつまずくことも多いです。
そして、最も気をつけないといけないことはセキュリティです。WordPressは全世界のWebサイトの4分の1、CMSでいえば半数以上が導入しているソフトウェアなので、ハッカーからの攻撃を受けやすいという弱点があります。
また、WordPressは全世界で日々開発が続けられているソフトウェアなので、頻繁にバージョンアップをする必要があります。しかし、使用しているプラグインが古いバージョンにしか対応していないということがあります。プラグインに合わせてシステムの更新をしないでおくとハッカーの攻撃に合いやすくなり…という悪循環があります。
オープンソースであるので、全世界で日々改良され、新機能が登場する良い面があるのと同じく、オープンソースなのでハッカーに狙われやすく、また、日々更新されるのでWordPressを完全に理解するのは難しく、困ったときにサポートを受けられない悪い面もあります。
【WordPressのデメリット】・英語のツールなので慣れるまでは大変・ハッカーからの攻撃を受けやすく、セキュリティを強化すると結局お金がかかる・知識がないと運用が難しい・困ったときのサポートが無い
ペライチやWix、Jimdoなど、無料でホームページを立ち上げられるホームページ・ビルダーはいくつかあります。また、知人でHTMLやCSSが書けるという方にプロボノを依頼する非営利団体も少なくないと思います。
しかし、初期の段階ではそれでよかったホームページ運用も、活動が広がり情報が多くなってくると、ホームページを24時間働く広報担当としてリニューアルする必要がでてきます。
そのときおすすめしたいのが、CMS付きホームページ制作パッケージ「nuweb」です。
WordPressとは違い、NPOWebiderに付いてくるCMSは国産なので、直感的に操作することが可能です。また、更新や修正に困ったときは電話サポートに依頼することもできます。
さらに、現在CMSを非営利団体により特化させるためにリニューアル開発中です。新しくなったCMSはスマホからその場ですぐにお知らせを更新できる機能や、応援者を管理する機能などを追加予定です。
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