Webサイトやホームページの新規立ち上げや、リニューアルを検討しているときに気になるのが「制作期間」です。
イベントやキャンペーンに間に合わせるためには、制作会社に何ヶ月前から依頼すれば公開が間に合うのか、スケジュール感も気になるところですよね。
今回のコラムでは、そんなWebサイトやホームページの制作期間、制作の流れについてお伝えします。
また、NPO向けのホームページ制作サービスを提供している弊社だからこそお話できる、NPOやNGOならではのホームページ制作下準備についても紹介します。
※あくまで弊社の例です。期間や順序は制作会社によって異なります。
NPO向けのWEB制作・運用サービス「nuweb」の場合、製作期間は2〜6ヶ月ほどです(プランとページ数によって増減します)。
Basicプランとは、企画からしっかりと提案し、デザインも2案から選んでいただけるリッチなプランです。ページの動きも自由につけられるので、団体ならではのサイトを制作することができます。
Liteプランとは、弊社が既に用意しているパーツのテンプレートを組み合わせてデザインをするプランで、安価かつスピーディに公開ができます。
その他、ホームページ以外の媒体を制作するオプションプランもございます。
それでは、制作期間中に制作会社はどのような作業を行っていて、依頼主としてはどんな作業に対応する必要があるのかを、ホームページ制作の流れと一緒に解説します。
お客様からWebサイトやホームページの制作依頼が入ると、まずはヒアリングを行います。活動の背景や内容はもちろん、「誰に」「何を」伝えて、「どんな行動をしてもらうことが目的のサイト」なのかなど、基本的な部分からすり合わせます。
ヒアリング内容と現在のサイト構成をもとに、必要なページ・コンテンツを洗い出し、サイトマップを作成します。サイトマップとは「サイト全体のページ構成」のことで、これにより制作するサイトのページ数も明らかになります。
nuwebはページ数によって制作費が決まる明朗会計。このタイミングでお見積りも提出します。
契約が決まれば実際の制作に入っていきます。
ホームページの下書きとなる設計書(ワイヤーフレームとも言います)を作成。情報の優先順位を決め、どこにどの情報を置くかのレイアウトを決めていきます。
ホームページに掲載する文章については、お客様からいただいた原稿をもとに設計書を作成することもあれば、設計書段階では仮のテキストを入れておき、のちのち修正をいただく形で文章を完成させていく場合もあります。
設計書で情報の配置が決まればデザインを進めます。
コーディングとは、作成したデザインを実際にインターネット上で表示させる作業です。
コーディングが完了すればホームページとして公開できる状態になるため、この段階で納品の会社もありますが、弊社の場合は「CMS組み込み」の作業を行います。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、ホームページの更新システムのことです。CMSを組み込むことで、お知らせやブログ記事をお客様の方でも簡単に作成・編集できるようになります。
最後にテストサイトを確認していただき、最終調整を行えば公開!
NPOやNGOのホームページには必ずといっていいほど「団体概要」のページがあります。
「何を目的に活動している団体なのか」「どんな社会課題に取り組んでいるのか」について紹介するページです。
新しくホームページを立ち上げる段階の団体は、このNPO・NGOだからこそ必須なページに、どのような言葉でどう自分たちの活動について伝えるかがまとまっていないと、制作に行き詰まるかもしれません。ホームページ制作の機会に団体のメッセージを見つめ直してはいかがでしょうか。
また、非営利活動であれば、寄付募集を行うページも必須でしょう。
どんな寄付決済ツールを導入するのかを制作会社と相談するのもお忘れなく。
NPOやNGOにとってWebサイト・ホームページ制作がスムーズになる下準備リストをご紹介します。
□Webサイトの目的や具体的な目標(ざっくりと)
□デザインのイメージ(参考サイトなど)
□活動の様子がわかる写真
□年次報告書や活動計算書など情報公開に必要な資料
以上です!それでは次回のコラムもお楽しみに。