山形交響楽団は、1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生しました。
2007年、飯森範親(2004年から常任指揮者・ミュージックアドヴァイザー)の音楽監督就任を機に、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立しています。2008年には、アカデミー賞映画「おくりびと」に出演しました。
創立45周年を迎えた2017年4月には「モーツァルト交響曲全集」を発売、第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞し全国的な話題となりました。
子どもたちの感性を育み、歴史と文化、自然に恵まれた山形の魅力を世界に向けて届け続ける楽団です。
■設計のポイント
ホームページリニューアルの目的が寄付募集の強化だったので、山形交響楽団様の事業が地域と結びつき、応援されるような内容になることを意識して設計しました。
国内の大きなオーケストラとは違い、地域の魅力と法人の活動がかけ合わさっていることが表現できるように、音楽の魅力だけではなく山形の魅力が伝えられるようなコンテンツを配置するように工夫しました。
また、ナビゲーションでは鑑賞したい方、支援したい方、法人を知りたい方が迷わないように目的別に整理しています。
■デザインのポイント
深めの色使いやレイアウトで「王道のオーケストラ感」を表現し、「山形にもすばらしいオーケストラがある」ということの訴求を意識しました。
さらに他のオーケストラと差別化し山形交響楽団様だからこその強みを表現するために、地域での演奏会の写真や動画を取り入れるようにしています。
利用者の方々に山形交響楽団様を伝えることが一番の目的ですが、楽団のメンバーの方々にも活動のモチベーションとしてもらえるようなかっこ良さを追求しました。