NPO専門ホームページ制作 -ニューウェブ-

MENU

リニューアルを機に団体のブランディングが確立 「団体らしさ」にこだわったデザインと制作進行

リニューアルを機に団体のブランディングが確立 「団体らしさ」にこだわったデザインと制作進行

2022年夏、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト様のホームページをリニューアルしました。リニューアルを通して団体のブランディングの軸となる表現を確立できたとお声をいただきました。

本記事はこんな悩みがあるNPO・非営利団体にオススメ

  • 団体のブランディングが弱いと感じている。
  • 情報発信がままならず、寄付が集まらない。
  • 普段活動に専念している分、活動内容の見せ方の整理がままならない。

NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトとは

NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、須磨ビーチを障がいのある方やそのご家族、小さなお子さん、お年寄りなど、みんなが気軽に安心して海を楽しんでもらえるユニバーサルデザインのビーチにしようというプロジェクトです。現在は須磨ビーチを拠点に、全国にユニバーサルビーチを広げる活動をしています。

木戸 俊介

NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト 代表理事。NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトを設立。2020年からはキッチンカーを中心とした飲食事業、アルコ神戸・フットボールスクールの運営などを行うHUMAN DEVELOPMENT ACADEMYを開始し、多方面の業界で活動している。

土原 翔吾

木戸と出会ったこと、不登校生徒を担任したことをきっかけに、今までの考え方がガラッと変わる。更なる可能性を模索するため、教師を辞し、須磨UBP立ち上げに参画。須磨UBPの事務局長として、理念と活動をより多くの人々に届けるべく、日々奮闘している。

中川 雄太

nuwebのチームリーダー。須磨ユニバーサルビーチプロジェクトホームページリニューアルでは、制作前ヒアリングから公開まで制作品質統括を担当。NPO等団体の想いや活動を可視化することに高い評価を受けている。

川村 拓也

デザイナーチームリーダー / アートディレクター。今回のリニューアルでは、トップページのデザインを担当。団体の思いや特徴を捉えた、デザイン提案に高い評価を受けている。

青木 亮太

nuwebのチーフディレクター。須磨ユニバーサルビーチプロジェクトホームページリニューアルでは、設計・ディレクターを担当。マーケティング観点からのホームページ設計を得意とする。また、ホームページにおけるUI/UXへの知識もチーム随一。

nuwebを選んだ決め手は、事業の整理からホームページの目的まで「一緒に考える」を大切にした制作メンバーの姿勢

本日はお時間をいただきありがとうございます!
早速、1つ目の質問になりますが、ホームページのリニューアルを検討していた背景や当時の課題感を教えていただけますか?

僕らの事業には2つの目的があります。
1つは須磨ビーチを世界一のユニバーサルビーチにして、神戸をよりアクティビティに富んだ街にすること。もう1つは、自分たちの活動を全国に広めることです。
その中で、自分たちで作り、適宜肉付けしていたホームページの発信力に限界を感じていました。そのため、より発信力があるホームページにしたかったので、リニューアルを検討していました。

▲リニューアル前ホームページ▲

ありがとうございます。
そんな大事なリニューアルで、なぜnuwebを選んでいただいたのですか?

最初は、他の制作会社とも比較しました。
その中でnuwebさんを選んだのは、僕が大事にしている「心・技・体」の、心と技の両方を大事にしていると感じたからです。
技の点では、制作事例からクオリティの高さや、テクニックを感じました。また、心の点では、事務所に訪問して事業の目的や届けたいターゲットを一緒に考えてくださるなど、取り組む姿勢や向き合い方を大事にしていると感じたことが決め手ですね。

今では須磨UBPの顔!「団体らしさ」を詰め込んだデザイン制作の裏側

次に、リニューアルしたホームページで気に入ってる点を教えていただけますか?

まず、周りの反響ですね。
ホームページを活用しての発信はまだ十分ではないと感じていますが、それでも周りの反響がすごくて、周りから「めちゃめちゃいいですね!」と言ってもらえることが多いです。
私が以前に勤めていた博報堂でもホームページのデザインに関して、そのように言われたことはあまりなかったです。自分の評価ももちろんですけど、他者からの評価としてもそういう声をもらえている点で満足しています。
余談ですけど、妻もWEBに関わる仕事をしているのですが、妻からも初めて褒められました(笑)

ありがとうございます!
周りの反響が大きいことは何より嬉しいことです。
今回のホームページでは、デザイナーの提案をもとにイラストを中心としたデザインを作成しましたね。

はい。「現在の活動をそのまま紹介する」案と、「将来のビジョンを紹介する」案の2案を作成した時に、イラストの方が将来の未来っぽさが出せていいと思いました。
当時まだみなさんと深くお話しできていなかったので、みなさんのキャラクターを掴みきれておらず、無難な案としてB案の写真案を用意しました。

unnamed1.png
unnamed2.png

▲コンセプト資料▲

そうでしたね。写真だと現在の活動をそのまま表現できるし、僕らが制作前に想定していたのも写真案でした。
だけど、イラストで僕らがまだ見えてない未来を見せてくれたところがすごくいいと思いました。ただ普通はその方向性だとなかなかすり合わせがうまくできなくて、いい表現にならなかったりすると思います。その点先程の「心・技・体」の「心」の部分を感じていたのでイラストに挑戦する決断ができました。

ありがとうございます。そこからA案に決定した後にも試行錯誤がありましたね。

イラスト案に決まった後、一度「福祉」のようにデザインしたんですよね(笑)元気すぎるのも業界的にどうなんだろうという思いもあって。

unnamed4.jpeg

▲イラスト案の初稿▲

そして、木戸さんからイメージと違うとフィードバックをいただきました。
その時社内で、写真案の方がいいんじゃないかという話が出たんですよ。ただ僕がここで負けたら無難なデザインになると思って粘りました。

そんなことがあったとは知らなかったです。

イラストの構成要素もコンセプト段階の海とビーチマットだけのものからヒアリングを重ねて、より目指す社会を表現したものにブラッシュアップしていきましたよね。

はい。山登りや、畑の様子ですね。
今もそのイラストのイメージに向かって活動している感じがしています。最初に出してくれたイラストのラフと僕らのイメージを合わせて形にしてくれたっていう印象が強くありますね。
僕たちは海は青、山や畑は緑、まちは黄色という風に決めて使っています。神戸の街はその3つがあるのが誇れるところだと思っていて、それを形にしていきたいというのが僕の思いとしてありました。だから、その3つをホームページ制作の中で一つのイラストで形にしてくれたというか、このイラストからもいろんなイメージが湧いて活動に反映させていってるところもあります。

イラスト以外のデザインで、気に入っている点はありますか?

全体のトーン&マナーですね。
僕らが使ってるビーチマットと同じ色にしてくれてたり、フォントや明るさっていうのが一気通貫してるっていうのが、個人的にはブランディングの観点からして満足してるポイントですね。

ビーチマットの色とかは意識して制作しましたね。

そうですね。すでに情報が多かったので、外さないようには意識しましたね。

泡の感じとかは、海や水をイメージしたデザインだと思うんですけど、弾ける感じとかも、デザインにしてもらって改めてこのサイダーの様なトーンとマナーが、自分たちのイメージと合うんやなっていう気づきにはなりました。

unnamed5.png

▲リニューアルサイトのデザイン▲

ホームページリニューアル後、デザインをパンフレットなどで大活用

内覧に来てもらう時とかに、事務所のモニターにHPのトップ映してるだけでも、結構キャッチーなので使わせてもらってます。
イラストのアニメーションも使わせてもらってて、動画を外注した際に、私たちから頼まなくても使ってくださっていて。それってファンになってもらう時に大事なことだと思うので。

いいですね。そのほかでもデザインテイストを資料とかにも使用いただいてたりしますか?

パンフレットを作りました。ホームページのデザインそのままです。ブランディングになることを理由にめちゃめちゃ使っちゃってます(笑)

unnamed6.png

お〜いい感じ。

もう、ほぼ活かしです。波打ってる感じとか、活用するなら絶対これやな思ってたので。

僕が唯一制作会社に言ったことが、『パンフレットにホームページのデザインを使ってほしい』ってことでした。
むしろパンフレットとホームページのテイストが合ってないと意味ないと思ったのと、ホームページで伝えてることをここに凝縮してくれたら、それこそプレゼンとかしやすいと思ったので、そういう風に活用してます。

制作時に意識していたのですが、行政の方たちが皆さんに会う前に大人しいしっとりしたホームページを最初に見てたら、実際会った時すごいギャップがあると思うんですよね(笑)
ホームページこんなしっとりしてるのに皆さんこんなアクティブで熱量あるのかっていう。そのギャップを避けたくて、先ほどの泡の表現なども使って、活気にあふれたデザインが適切だと考えました。
そして、その予感が見事に的中したのではないかと感じています。あのデザインで正解だったなと思っています。

なんとなく名刺交換が終わってる感じがしますね!HP見てくれたって聞くと。

制作パートナーとして団体に寄り添った制作進行

制作の進め方についてはいかがでしたでしょうか。

私たちは、副業している人が多いので、制作にメインでコミットしてる人がいないと進まなかったり、遅れが出るのは感じていて、その状況で皆さんに対応状況や期限などのタスクを管理してもらえることは、価値があると僕は感じています。一緒にパートナーとして制作しているなと感じました。

ありがとうございます。

基本は管理って自分らでやって手を動かすところをお願いするのが一般的かなと思うんですけど、プラスで考えたり、意見を拾ったり、引き出したりしてくれる会社ってあんまりないんで、僕らの中では結構おおきかったですかね。リピートしたのは、そういう満足度だったと思います。

僕、喋ってるといろんな話出てくるし、伝えたいことがありすぎて、拡散と収束でいうと、拡散はできるんですけど、収束する時に、ターゲットの視点、企業なのか行政に届けるのかも整理してくださったったし、これがなかったら情報過多になってたかもしれない。

情報量は多かったですね。

そうですよね。
だから、優先順位をきちんと決めて、読み物は後ろに持ってたり、導線をちゃんと作ってみたいなところが納得度含めて満足してるかなとは思いますね。

今後はホームページでの発信と合わせて、ホームページへの導線を強化

最後に、これからどういう風にHP活用していきたいか展望などありますか?

3つあります。もっと全国に活動を広げていくために、見てくれる人や想いが伝わって導入したいなと思ってほしいというところが1番ですね。
もう1つは、遠くの人が思いに共感してくれて、寄付や別の形で支援してくださる方が増えるといいなと思ってます。
最後は、トップページのイラストを実現するような形で、10年後や20年後に神戸でテーマパークを設立するという夢です。

広報の面でこちらから発信しなくても、ホームページにみんな自然と来てくれるような、誘引できる入口にしたいなと思っています。そうなると、最強の営業ツールじゃないですか。
今はまだまだなので、イベントも出張ユニバーサルビーチもやるし、SNS周りも含めて全部の導線をホームページに集約して行きたいです。
そういう意味でホームページを営業ツールにできるといいなって思います。今で言うと、「パンフレットが欲しい」って言う人にはとりあえず一旦ホームページのリンク送ったらそれで済んだりするし、ビーチマットの金額って言われたらここのページ見てって案内できたりするので、フル活用できていってるかなって思っています。

見積依頼・問い合わせ無料